| ■ ヴィスコツィル(Vyskocil)訪問 #4 ■ |   |
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そして前回の訪問から1年が経ち、表向きはひたすら変化のないヴィスコツィルですが、cabinotierという言葉を現代に使うとしたらここまでやるべきなんだろうなあ、という仕事振りではあって、完璧さと速さとを同時に期待するのもある意味ないものねだりだなあ、とは思うのでした。
時計の何に価値を見出すかは人それぞれではありますが、ドイツだからって贔屓目に見てるのではなく、背景にある時計師の鬻ぎ方を思うにやはりこの時計の設計から部品加工、装飾技術までの表に見えない手間のかけ方はスゴイです。 というわけでアップデートです。
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visited: 10/16/06
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| ■ 部品の進捗 ■ |   |
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もうほとんど仕上げて組み上げる程度の段階までは進んでいます。
→ 例のブリッジと香箱 → その他もろもろ ■緩急調整
■ダイアル側
■コハゼ・コハゼバネ
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| ■ こんなものまで作ります ■ |   |
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で、もちろん上にご紹介したようなことでも時間はかかるわけですけど、人によってはそこまでこだわるの?という疑問を抱いてしまうであろうことまでやってしまってます。
→ 怪しげな機械 → ソフトウェア この機械は温度を変化させて一定させつつ、歯車の音を拾えるというもの。各姿勢での精度ももちろん計測できるようになっています。 ソフトウェアの方は音と温度を拾ってきて、温度変化により歯車の咬み方がどう変化するかを音の面から長時間記録するというもので、これで何をやるのかというと、歯車の工作精度を判断するとの由。 温度に関しての調整でいえば、日差は測れても、日差のばらつきだったり、1日なりパワーリザーブの40時間強なりのある特定の時間を抜き出した時の日差のばらつきだったり、非常に調整が難しいけど、そこまで精度にこだわりたいんだ、とのことでした。 そんな調子なので、この機械もソフトウェアもまったくの自作だそうで、最近の時計師はCADは使えて当たり前になりつつありますが、ソフトまで書く人はそうはいないんじゃないでしょうかね。 ・・・そこまでひとりでやるの?みたいな話で色々訊いてみたところ、メッキの作業もかなりノウハウが重要そうで、特定の色味を出すのにシュトゥットガルトの専業メーカーに問い合わせたりして、洋銀に金をメッキする方法を確定させるのに数ヶ月を要したようです。
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| ■ 雑談 ■ |   |
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今回は向こうも
ほとんどの会話は設計思想に絡む部分だったので上の方にまとめてありますが、それ以外の部分につき簡単にまとめておきます。
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