■ Dürrstein & Company, Dresden ■  
デューアシュタイン兄弟が作っていた時計のうち、グラスヒュッテ・エボーシュの時計はUhrenfabrik Unionという名で、スイス・エボーシュの時計はGlocke Unionという名で知られているワケですが、それ以外にも3種類ほどが知られていて、こちらはそのうちGruenの前身にあたるColombusと共同でやっていたものの1つです。

とりあえず無銘なのは措いておくとしても、ダイアルが高級品の3ピースとは異なり1ピースもので、従ってスモールセコンドが浅い上にエッジが立ってないというような感じです。
ムーヴメントもランゲでいうとOLIWクラスの部品で、普及クラスを目指していた雰囲気です。

で、そんなことよりも面白いのは緩急調整装置で、ゼニスの135と同じタイプに見えます。グラスヒュッテ系ではほとんど見かけないものですね。
ブリッジの刻印、D+CはDürrstein & Colombusを指しており、Columbus社から供給を受けていたものです。
丸穴・角穴も通常のグラスヒュッテのスタイルとは明らかに異なることで、純正グラスヒュッテでないことが窺い知れます。
サンバースト・パターンもやや控え目なのが微笑ましいですね。

ケースが何気にオリジナルだったのが拾いモノというか、正直かなり期待していなかったので、ケースの状態が思ったより良かったのも併せてラッキー♪でした。

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